令和3年(2021)年1月27日(水)、栃木県との共催により「第26回GMP関連研修会」を開催しました。
今回は新型コロナウイルス感染症対策の観点からWeb開催となりましたが、会員、栃木県内外の企業、自治体関係者など総勢120名(事務局含む)のご参加をいただきました。
研修会は、上田副会長の司会により、富永会長と加藤薬務課長のあいさつ後、行政からの指摘事例の発表と会員企業から3題の発表がありました。
研修会プログラム
(1) 開会
(2) あいさつ
栃木県薬事工業会 富永 英夫 会長
栃木県保健福祉部薬務課 加藤 治 課長
(3) 講演
講演①
演題「最近の薬務行政について」
講師 栃木県保健福祉部薬務課 田村 貴美恵 主任
行政の立場から、薬事監視の状況やGMP調査における指摘事例などの説明がありました。
また、医薬品医療機器等法改正やGMP省令改正の概要説明や行政に提出する書類の押印廃止等今般発出された各種通知の情報提供などがありました。
講演②
演 題 「HACCPによる衛生管理手法の導入について」
講 師 日本サーファクタント工業㈱ 宗像 昭浩 様
日本サーファクタント工業㈱宇都宮事業所において、とちぎHACCPの認証を取
得した経緯とHACCPの管理手法について、説明及び解説をしていただきました。
講演③
演 題 「製品安全活動について」
講 師 キャノンメディカルシステムズ㈱ 佐伯 英雄 様
キャノンメディカルシステムズ㈱の安全体制、製品安全(PS)レビュー制度及び市場問題の再発防止について、その概要や経緯等について御紹介いただきました。
講演④
演 題 「感染症に対するベトナム工場の対応」
講 師 フォルテグロウメディカル㈱ 川邉 一仁 様
フォルテグロウメディカル㈱の海外工場であるベトナム工場の新型コロナウイルス感染症及びその他感染症に対する対応について、御紹介いただきました。