第27回栃木県ＧＭＰ関連研修会の御報告

令和4（2022）年1月21日(金)、栃木県との共催により「第27回栃木県ＧＭＰ関連研修会」を開催しました。

今回も昨年と同じく新型コロナウイルス感染症対策の観点からWEB開催となりましたが、会員、栃木県内外の企業及び自治体関係者等170名の皆様の御参加をいただきました。

研修会プログラム

⑴　開会

⑵　あいさつ

栃木県薬事工業会　　富永　英夫　会長

栃木県保健福祉部　　仲山　信之　部長

⑶　講演

講演①

演　題　「改正GMP省令に基づく製造管理及び品質管理について」

講　師　栃木県保健福祉部薬務課薬事審査担当職員　舩渡川誠　主任

改正薬機法による法令遵守体制の解説及び医薬品GMP調査における指摘事項の事例を紹介され、今後会員各社で取り組んでいただきたい事項について御講演いただいた。

講演②

演　題　「PQS導入・推進のための社長、工場長等の責務及び実施すべき内容について

　　　　　　　　　　　　　（栃木県薬事工業会 PQS研究会報告）」

講　師　栃木県薬事工業会 PQS研究会　　全薬工業株式会社　渡邉八寿子　様

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中外製薬工業株式会社　三上潤　様

本年度８月から栃木県薬事工業会有志で立ち上げたPQS研究会の成果物の発表。

経営陣の責務に焦点をあて、各会員企業等ですぐに実践できるよう資料をまとめられ、御発表いただいた。

講演③

演　題　「花王の品質保証体制（生理用ナプキン）」

講　師　花王株式会社　栃木工場　地区サービスセンター品質保証グループ

　横川賢司　様

花王の品質保証活動と、生理用ナプキンの性能や品質チェックの体制等について、御講演いただいた。

講演④

演　題　「GMP関連業務の電子化への取り組み事例紹介（中小企業としての対応）」

講　師　ジェーピーエス製薬株式会社　栃木工場　製品開発課　　櫻井恵弥　様

生産管理システムをはじめ、各システムの導入にあたって、導入目的・業者選定・システム構成・運用の流れ等について詳細に御講演いただいた。

演題⑤

演　題　「医薬品製造工場におけるリモート監査事例」

講　師　持田製薬工業株式会社　品質管理本部　GMP管理部　　髙阿田克己　様

リモート監査の事例を「事前準備～監査時～監視後」に分けて紹介し、リモート監査の利点及び注意点等について御講演いただいた。

⑷　閉会